(一部で話題の)ケータイ小説

モバゲー小説大賞で優秀賞を受賞した作品を読んでみようと思って、さっそくモバゲーの登録をして読んでみることにした。登録作業はあっさりすんで、というよりは以前に登録していたようでUID送信したらマイページのようなページが表示された。いつ登録したんだろう・・・。
それはさておき、小説を読みにページを移動していく。目的のページにたどり着くと、すでに上のようなサイトで取り上げられてるので「感想」や「レビュー」は想像通りの状況になってたので割愛。
小説は全198ページなので読み応えがあると思って、1ページ目を開くと・・・。章タイトルだけで1ページも使うな・・・。
仕方なく2ページ目をロードする。今度は画面下に続いてそうだ、と思いスクロールすると1画面スクロールして終わった。ケータイ小説の1ページはこんなにも短いのか。空行が多すぎて実質1ページ数行しかない文書を198ページも読む気は失せ、3ページでiモードを終了した。

今までケータイ小説は読んだことがなかったので、最初の作品がこれでは今後読むことはないと思う。小説の出来の問題なのか、モバゲーの表示方法が問題なのかはあるが、読みにくかった。1度のロードで10スクロール分は最低ほしい、欲を言えばiモードメールの制限値5000文字(日本語だと半分かも)を1度に表示すれば、数駅は通信無しで読めて地下鉄やトンネルが多い路線で好まれると思うのだが。

普段、ノベルや雑誌を持ち歩いているからわざわざ通信費払ってまで読むことはない。雨の日はケータイ小説は有効とは思うが、良質サイトを見つけるのにPCが使えなければ探すこともないだろう(雨の日は湿度が高いので紙の本は湿ってしまう)。

さて、盗作という話については、盗作された側のゲームを遊んだことがないのでわからないが、あらすじは酷似し過ぎておもしろい。酷似する部分があっても、オリジナルの部分が同等以上あればここまで問題は大きくならなかったと思う。文書のつくりが、ゲームっぽい(3行の「・・・」はADVでよくみられるらしい)のが決定打の1つだろう。